手しごと
体験 / 地元産

羊と戯れながら牧草の種を蒔こう&オーガニックウール糸紡ぎ体験

汗ばむ陽気の3月27、28日、ワークショップ「羊と戯れながら牧草の種を蒔こう&オーガニックウール糸紡ぎ体験」を開催しました。
講師は藤野で暮らしにまつわる手仕事を提案する「暮らしの手仕事 ~くらして~」の大和まゆみさん。
初日は「くらして」にて、昨年毛刈りした地元産の羊毛を使っての糸紡ぎ体験です。
まずは、羊毛の繊維をほぐすカーディングにチャレンジ。カーダーと呼ばれるクシのようなものを使って、塊になっている羊毛をほぐしていきます。
カーディングをすることで繊維に絡まっていたゴミが取れ、ごわごわしていた塊が、ふわふわの綿状に変わります。この綿状の羊毛を、足踏みの糸紡ぎ機にかけてよじると、私たちにも馴染み深い毛糸ができあがります。
糸車が回るたびに綿状の繊維が引っ張られ、1本の糸に変わっていく様は、感動的。思わず、写真を撮る参加者もいました。

翌日は、大和さんをはじめ、数家族で飼育しているという羊牧場へと場所を移動。
昨日の参加者に加えて都内からきたファミリーも混ざり、羊への餌やりや牧草の種まきを体験しました。
ほとんどの参加者が羊を見るのは初めて。牧場までの道すがら聞こえてくる「メエー!」という鳴き声に期待が高まります。
子どもたちは興味津々に近づいて、餌になる草をあげたり、頭をなでたり。
羊の性格や好きな食べ物について、飼育のエピソード、毎年5月にやるという毛刈りのこと、最後には命をいただくというお話まで、大人も子どももいつまでも質問が尽きませんでした。

途中で、隣接した敷地に、牧草の種まきも行ないました。
羊はクローバーが大好きですが、クローバーだけだと軟便になる傾向があり、イネ科のオーチャードという草と混ぜて撒くのがポイントとのこと。
ミレーの「種蒔く人」のように、手につかんで、敷地いっぱいに思いっきりタネを蒔き、最後に鍬ですき込んでならしていきます。簡単な作業ですが、これが数ヶ月後には羊たちの餌になると思うと、みなやりがいと楽しさを感じている様子。
羊はおとなしい動物で、子どもたちが触れ合うのにもぴったりだと感じました。
自分たちの衣服がどこから始まりどうつくられているのか、しっかりと実感できた2日間でした。