「農とアートの美味しい週末『藤野まるまるマルシェ&サニーサイドウォーク』」を開催しました。
普段からイベントの多い藤野ですが、特に11月末は毎週末がイベントで埋まるほど、イベントの数が多い月です。そんな藤野の秋を楽しんでいただこうと11月17~18日、1泊2日のツアー「農とアートの美味しい週末『藤野まるまるマルシェ&サニーサイドウォーク』」を開催しました。
新しいライフスタイルを紹介する「まるまるマルシェ」へ
17日は、シュタイナー学園で開催された「まるまるマルシェ」を自由に楽しんでもらいました。まるまるマルシェは「Think Alternative -ふつうなんてない!-」をキャッチコピーに、藤野の教育や農業、アートやコミュニティなどの、新しいライフスタイルを紹介するマルシェです。
秋晴れの当日、藤野じゅうから出店者が集まり、校庭いっぱいに並んだお店で、会場はとても賑やか。地元の食材を使ったごはん屋さんやオーガニック野菜をつくる農家さんが直売する野菜コーナー、子どもたちも楽しめるワークショップに、歌や人形劇などのステージコーナー。どこも楽しそうで目移りしてしまいます。地元価格で提供されている有機野菜を前に「この価格でいいんですか!」と驚かれる方がいたり、出店者のほとんどが藤野地域とその周辺から出店していると聞いて、興味深そうにまちについて尋ねる方もいたり。
また、普段は一般の人が入れないシュタイナー学園が会場ということで、シュタイナー学園に興味のある方、お子さんを都内のシュタイナー幼稚園に通わせている方などの参加が多く見受けられました。
校庭に用意されたテーブルとイスは常に埋まる大盛況。まちで暮らす人たちだけで、これだけのイベントができてしまう。そんな、藤野というまち独特のオルタナティブな空気をしっかり体感していただけたのではないでしょうか。
日連地区がまるごと会場!「サニーサイドウォーク」へ!
翌18日は、11月の1ヶ月間、藤野の日連地区で開催されているオープンハウス型のクラフトマーケット「サニーサイドウォーク」を楽しみました。
会場は日連地区の20の個人宅とお店で、お客さんは気になった会場を自由に回って、地元作家の作品を見たり、購入することができます。自宅を開放している会場も多いので、家の雰囲気を見たり、作家さんと直接話して、藤野の暮らしについて尋ねることもできます。
参加している作家さんが多く、毎年とても人気がある「クラフトガーデン」、この週末のみの出店となった「kum kum(クムクム)」は、若い作家さんの作品が集まっていてこちらも人気です。オープンテラスが気持ちいい「カフェレストランshu」では、ギャラリースペースで展示を楽しみつつ、おいしいランチがいただけました。
開催箇所が多く、すべての会場を巡るのは難しいほどなのですが、みなさんそれぞれ、気になった会場に行き、お気に入りの品を見つけて、購入されていました。
イベントの多さは、藤野というまちの魅力のひとつでもあります。そのバイタリティの高さと、まちを覆う楽しい雰囲気を、肌で感じていただけた2日間となりました。