手しごと自然体験
手作り / 採集 / 散策

里山の恵みを使ったローチョコレートづくり

2月11、12日、モニターツアー「里山の恵みを使ったローチョコレートづくり」を開催しました。
講師はすどう農園の須藤章さんとヒトミズの横山ゆき乃さんです。

初日は、須藤さんのガイドのもと、里山散策。
冬の透き通った空気と自然を感じながらのんびり過ごす時間をみなさん楽しんでいました。
その後、須藤さん、横山さんとともに、里山の暮らしや野草、ハーブや加工品作りに関する座学の時間です。
実際にハーブを育て、加工をしている須藤さんから、現場のリアリティあるお話を伺ったり、横山さんからハーブの効用や魅力について伺ったりと、話は多岐に渡り、参加者は真剣に耳を傾けていました。
後半はローフードや酵素についてのお話の時間もあり、なんとなくいいと言われているローフードや酵素について、詳しく知ることができました。

2日目はいよいよローチョコレートづくりです。
ローチョコレートとは、48度以上に加熱せず、低温でつくられるチョコレートのこと。低温でつくることで、カカオ豆などに含まれている酵素を損なうことなく摂取できると言われています。
今回は、旬の果実を使ったローチョコレートをつくりました。
作り方自体はとても簡単。低温で溶かしたカカオを型へ流し入れて、好みの果実を加えるだけ。固まるのを待つ間、近隣で採集した野草や花、葉っぱなどを使って、ラッピングボックスも作りました。
普段なにげなく目にしている野草も、工夫次第で、とてもすてきなラッピングの材料になります。ちょうどバレンタインデー直前だったこともあり、誰かへの贈り物にしようという声も聞かれました。

女性にとっては特に、スイーツづくりは楽しいもの。里山でも野菜や果実が多く収穫される秋などに開催したら、より楽しめるのでは、と感じました。今後のワークショップも楽しみです。