2019年2月2日ー3日　パーマカルチャー＆暦を味わう 〜早春の若菜摘みと節分・立春のしつらいワークショップ〜

２月３日は節分！

節分は年に４回あり、春夏秋冬それぞれのはじまりの日の、前日を節分というそうです。

古来より、四季の豊かな日本では、草花のたたずまい、虫の音や鳥の声などに新しい時の兆しを感じてきました。

「立春」とは冬の土用を終えて春を迎える、新しい一年の始まりの日。
立春の前日である節分は、昔は大晦日でもありました。
（ちなみに、2019年の旧正月は2月5日です。）

自然観察を通じて五感で季節を楽しみながら、立春を迎えるお飾りを作って、豆まきに恵方巻にと、準備万端で春を迎えましょう！！

五感を使って自然に触れると、たくさんの発見があります。

・視覚：冬枯れの里山から垣間見えてくる早春の息吹を発見しましょう。

・味覚・嗅覚：生の野草茶を試飲してみたり、天ぷらを作ったりして、味わいましょう。

・触覚：植物の葉や茎の手触り感、お肌に優しい山野草は？トゲがあったり、かぶれる植物は？

・聴覚：葉ずれや、鳥の声など、皆さんの耳に心地よく響きます。

早春の里山を観察しながら若菜を摘み、食べられるもの、薬になるもの、お茶にして美味しいもの等をその場で見分けるコツ、目の付けどころを植物に触れ合いながら、注意すべき毒草などにも留意しながら学び、その場で味わいましょう。

また、節分、立春のしつらえ（植物で作った季節のお飾りづくり）をすることによって、さらに一歩深く旧正月を迎える事が出来ます。

新しい年の始まりを、楽しくお迎えしましょう！

一日目は、パーマカルチャー講師の池竹則夫さんによる、ゆかいなお話とともに里山の植物観察、鑑賞、採取した植物の天ぷら試食、試飲などを楽しみ、夕食には５色の具材で作る、野菜中心のおしゃれなビーガン恵方巻をご用意いたします。

二日目は、行平紫乃さんによる、華道・伝統的な慣習にまつわる知識満載の節分・立春のお話と、おしゃれな節分のしつらい作り。お子様向けに、豆まきや鬼の折り紙づくりなども行います。

講師：池竹則夫

環境技術者として建設コンサルタント会社に約20年勤務した後独立し、植物や鳥類の調査を生業とする。伝統構法で建設した里山長屋に住み、身近な植物の生活への利用可能性（食、燃料、薬など）を追求中。パーマカルチャー塾講師。月例藤野植物観察会を主催。

講師： 行平紫乃

花人・俳人・ハートガーデン協会主宰・植物療法士。
華道家元の遠戚、池坊華道教授の祖母のもと、幼少より花に親しむ。嵯峨御流正教授取得後、花人河瀬敏郎に師事。東城百合子先生に自然療法を学ぶ。元国際植物療法協会講師。ハートガーデン協会主宰。俳人協会会員。「季語をいける」花の教室主宰。

夕食担当シェフ：横山ゆき乃

野菜料理
hitomiz ヒトミズ 横山 ゆき乃
世界各地の郷土食・保存食、行事食、お菓子、パンなど興味の向くまま、マクロビやローフードなどの考えも取り入れ、身体にやさしい野菜料理にアレンジします。
使用するのは無農薬の主に地元で採れた野菜や雑穀、伝統製法の調味料など。
野菜の滋味あふれる美味しさを味わえるシンプルなヴィーガン料理、組み合わせやスパイス・ハーブ使いを工夫したオリジナルのレシピ、植物性材料だけでも満足できるよう献立を工夫しています。
古い物や草花など素朴な美しさをたたえた物でしつらえた
自宅の空間・栞草でのワークショップも開催しています。
https://hi-to-miz.blogspot.com/
https://sihorigusa.blogspot.com/
Instagram: sihorigusa
facebook: 栞草　sihorigusa
ビオキッチンでも活躍中！

ビオキッチンメンバー紹介vol.3 横山ゆきのさん

☆藤野倶楽部・百笑の台所（ご希望の方はこちらでランチを召し上がっていただけます。）
http://fujinoclub.co.jp/restaurant

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